第19章 Trick or Treat
横「最近、寒くなってきたな」
村「ペンキ塗りしたときはむっちゃ暑かったからな」
渋「あれからあっという間に過ぎてったな…」
横渋村「はぁ…」
丸「ちょっとちょっと~‼」
村「なんやねんな…」
丸「3人もため息ついたら辛気くさくなるでしょうが‼」
渋「時間が過ぎるのは早いなって実感してるんや」
丸「それを実感する年齢なん!?!?」
渋「実感してるからな」
村「そんなこと言ってる丸もこっち側やからな」
丸「えっ!?!?そうなん??」
横「いろいろ体にきてるやろ??」
丸「…確かに…えっ‼それで判断されるん??」
渋「せやなぁ…」
丸「えぇ~‼」
横渋村「(笑)」
カランカランッ
「ただいま~‼」
安「ちょっ‼ドア押さえといてや」
錦「横山くんたちも、ヒマしてるんやったら手伝ってや」
渋「どないしてん」
安「商店街の人にもらってん」
村「こないにでかいカボチャ、何に使うねん」
大「イヤイヤ…ハロウィンやんか」
「お化けカボチャくりぬいて」
錦「灯して」
安錦大「Trick or Treat‼」
横渋村丸「……」
錦「丸!なんか反応しろや」
丸「……」
渋「今、ついていかれへんかったことに反省してんねん」
横渋村安錦大「(笑)」
村「そういえば、去年なんかやってたな」
渋「うちはお化け屋敷とか言われて、誰もよりつけへんかったけど」
横「カボチャもらったってことは、やらなあかんよな」
大「お店、ハロウィン仕様にせえへん??」
渋「ハロウィン仕様??」
「メニューにカボチャ取り入れて」
錦「電気も少し暗くして」
安「みんなで仮装とかどう??」
横「…ヤスのは却下やな」
安「なんでぇ~??」
村「コスプレ喫茶ちゃうんやから」
丸「…でも、ちゃんのミニスカート姿見れるやんな」
渋「…‼仮装、賛成‼」
村「はぁ~!?!?」
渋「ミニスカ、生脚…」
「すばるくんの変なスイッチ入った…」
横「仮装はおいといて、せっかくやからハロウィン仕様にしようか」