第18章 お月見会
ガヤガヤ…
村「着いたで」
「お月見会??」
横「せやで。毎年、商店街の人らが集まってやんねん」
大「こんなんやってたんや…」
村「だいぶ年齢層が上がってきてるから、逆にこんなのの方が人が集まんねん」
「おお‼やっときたんかい。自分らもはよ座り~」
横「おん。席あっこやから」
「皆様、お集まりいただきありがとうございます。今年もお月見会を開催させていただきます。少しの時間ではありますが、ごゆっくりお過ごしください。」
ザワザワ…
錦「なあなあ、あの3人は??」
大「ホンマやな。すばるくんオーナーやから一番おらなアカンのんちゃう??」
横「あいつらなら先に来てるから大丈夫やで」
「でも、いないよ??」
村「もう少ししたら分かるから」
「ご歓談中失礼します。ここから、お月見会に合った音楽を聴いていただきたいと思います。演奏してくれるのは、喫茶∞の渋谷すばるくん、丸山隆平くん、安田章大くんです‼」
ワー‼パチパチ…
安「ただいま紹介いただきました、喫茶∞のオーナーの渋谷とその仲間の丸山と安田です。今日はこのような会で演奏させていただけることになりました。少しの間ではありますが、お付きあいください。」
パチパチ…
安「では聴いてください。」
♪~♪~
錦「そういうことやったんや…」
「すばるくん、スゴい…」
村「本来ならたつもあの中にいるはずなんやけど、店のことがあって…ごめんな」
大「イヤイヤ…こんな会やったら逆にアコースティックの方がええねん。それに、こうやってすばるくん歌聴くの初めてやし」
横「そっか…それならよかったわ」
♪~♪~