藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第22章 ♡Story45♡ 本当の気持ちを...
「っ太...輔......」
「......さっき北山先生も言ってたけど、本当にネックレス探すの大変だったんだぞ?
でもこれは、お前のモノだ。だから、見つけ出した......」
「......。」
「これ、お前に返s.「っいらない!」...っ百合......」
「っもうネックレスなんていらない!っ私には、っ私には
雅さんからもらったネックレスがあるもん......だからもう、
いらない......
わざわざ探してくれてありがとう、でも......そんなもの、
もう要らない......」
「......。」
「っ百合!お前なんてこと言うんだよ!
先生がどんな思いで、探したんだと思っているんだよ!?
......素直に、喜べよ。本当は凄く、嬉しいんだろ?」
「っ嬉しくなんかない!
あれは私が自分で捨てたの!っ雅さんに頼んで、捨てたのよ!」
「っどこまで嘘をつけば気が済むんだよ!
いい加減目を覚ませよ!!」
裕太は百合の腕を掴んだ。
「っ放してよ!!」
百合は裕太から手を振り払った。
「手紙に書いたことが、全部事実なの!
っ私はもう......
太輔のことなんか嫌いだもん!!
っもう、なんとも思ってないのよ!!」
「っお前はそれで幸せになれるって思っているのかよ!
アイツと将来結婚して、幸せになれるって思っていんのか!?」
「っなんでお兄ちゃんはわかってくれないの!?
これが私の今の気持ちなのよ!
そんな気持ち、もうとっくに捨てたのよ!!」
「っバカ妹!どこまでわからず屋なんだよ!」
「そっちこそ分からず屋よ!
なんで私の気持ちを理解してくれないの!?」
「そんなの、お前が本音を言わなi._コンコン「私だ。何やら騒がしいようだが......」
「っ雅さん......!」
百合は駆け足で扉に向かいドアを開けた。
ドアを開けた先には雅の姿とその後ろに立っている翔と真琴の姿もあった。
「「「......。」」」