藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第18章 ♡Story42♡ 究極の選択とネックレス...
翔が出て行ってしばらく、雅が部屋に入ってきた。
「......。」
(食事も終わったしあとは寝るくらいしかないのに......
なんでわざわざ来るのよ......)
「どうやら食事は翔と済ましたらしいね(微笑)」
「えぇ......あの、」
「ん?」
「いつまでこのドレスを着ていなきゃいけないんですか?
いい加減脱ぎたいしパジャマに着替えて寝たいんですけど......」
「あぁそのことか、ナイトウェアならクローゼットに入っている。
好きのものを選んでいいよ。」
「そうですか......」
「どうだい?ここでの生活には慣れそうかな?」
「無理ですね。」
「随分率直だね(苦笑)」
「......。」
(こんな生活、嫌でも慣れない......)
「......勉強の方は進んだかい?」
「えぇ、櫻井先生の授業はわかりやすかったです。
......あの一ついいですか?」
「どうしたんだい?」
「私のお仕事はどうすればいいですか?
普段のお仕事も含めて映画の撮影とかも入ってるんです。
この状況じゃ仕事できないじゃないですか......」
「そのことは心配しなくていい。」
「......?」
「君はもうモデル、芸能人としての仕事はしなくていいんだ(微笑)」
「は......?」
(なんで勝手に決められないといけなのよ......)
_フッ「キミはもう俺のモノなんだから......
俺の言うことだけ聞いていればいい。」
「っ......!」