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それでも君がいい。

第12章 記録.12



『だいぶ症状も落ち着き、良くなってますね。外に出るのも、問題ないかと』

そんな医者の言葉に夏芽は喜ぶ、そりゃもちろん。

そして、こうみんなに言った。

「海に行きたいわ!海、海!!!」

「海?」

海を見たこともなければ知らない僕は、そのフレーズに違和感を覚える。

「行けば分かるわよ!!翔馬、行きたいでしょ!?」

「あー、うん」

なぜこんなにテンション高いんだ。
海って、そんなに楽しいところ?

「水着いるから、買いに行こう!」

そんなこんなで僕たちはデパートへ向かった。
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