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黒バス:恋愛小説

第3章 今吉翔一 : 君は知らない。




「もうちょっと立っててくれる?今座り込んだら制服汚すで。」


先輩に背後から囁かれて、私はロッカーに頭をついてこくりと頷いた。


息が上がって言葉が出ない。


ロッカーがひんやりと気持ちよかった。


「自分処女やったん。その…すまんかった。」


いつもの先輩からは考えられないくらい弱弱しい声でそう言ってタオルで吐き出したものを拭き取る。


「いえ、私…今吉先輩になら…。」


何されてもいい。

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