第3章 突き進め!!苦難なお笑いの道へ~
さて5月に突入して章も新しくなりました。私は今まで通りに養成所とバイトを行ったり来たりしております。新品の冷蔵庫が先日届き、ウキウキしながら養成所へ向かうとななみさんが私の前に立ちはだかりました。
「千花夏さん、おはよう。」
「あっななみさん。おはようございます。」
この日のななみさんは自信有りそうな顔をしていたので何かあるんだなとは思っていました。
「私、あることを始めたののよね。さて、それは何でしょう?」
私はいきなり問題をぶつけられてしまい困惑してしまいました。でも、適当にTwitterかな?と思い答えたら見事に正解していて驚いてしまいました。もちろんななみさんがTwitterを始めたことにも驚きましたが。
するとそこに最初君がやって来て私達に向こうの席に座ろうと言ってきました。なので私もななみさんに続いて歩き始めました。
「すごいな~。私はアナログ派だから無理だなぁ。」
私はななみさんにすっかり感心してしまいました。
「ああいうのって登録とか難しそうだよね。」
私は最初君とななみさんと休憩室のテーブルを囲み話しました。
「あら、意外と簡単だったわよ。今度教えてあげるわね。」
ななみさんはそう言って素敵なアイフォンを見せてくれました。
「うん、ありがとう。でも私はまだガラのついた携帯だから。」
「ああ、ガラケーのことね。それは残念ね。ガラケーだとネットとか繋がりにくいから不便よね。私は高校生まではガラケーだったけどこっちに行く前にアイフォンに変えたの。」
私の携帯電話ってガラケーって言うんですね。ちなみに最初君もガラケーでした。
「あれ?最初君もガラケーとかいうやつ??」
私は同じ仲間がいたことに少しほっとしました。
「うん、アイフォンだとネットとか使い過ぎる心配もあるしお金がたまって余裕が出来たら買おうかと思ってね。でもななみさんはデジタルガールってところかな?すごいよな。」
それからはななみさんのTwitterの話になりました。
「2人ともガラケーなんて仕方ないわね。Twitter書いたら見せてあげるわ。」
なんとななみさんのご好意でTwitterを見せてくれることになりました。ありがとう!!ななみさん。