• テキストサイズ

女芸人の日常

第2章 上京してから


バイトが終わったと思ったらもう次の日に驚く千花夏です。
この日は新しく鍋を買いに”須ケ口共立電化センター”へ行きました。なんかあまり有名な電気屋じゃなくて少しがっかりだけど気にしない!!
今回は鍋を買う予定でしたがなんと私はもう1つやらかしてしまいまして・・・。この古民家に引っ越してきた時に電子レンジを買って洗濯機は何故か古民家と今ではあまり見かけないであろう二層式の洗濯機付きでした。そして冷蔵庫なんですが流しの下にある小さいのでいいやとケチっていた私がバカでしたね。
食材が入りきらんということにたった昨日、気がつきまして冷蔵庫も急遽買うことにしました。本当は扇風機も買おうか迷いましたがそちらは夏に決めることにしました。
「いらっしゃいませ。」
店員さんの声が店中に響きます。
店の中に入ると思ったよりも家電がきちんと揃ってあってびっくりでした。こちらのお店は家電量販店もそうですが修理もしてくださるとのことでありがたいですね。
「さて,鍋はいいのが見つかったけど冷蔵庫はどうしよう。」
私が迷っていると店員さんが話しかけてきました。
「何かお探しでしょうか?」
「えっと1人暮らし用の小さい冷蔵庫を探しているんですけどありますかね?」
私が言った言葉は果たしてうまく伝わったのでしょうかね?
「こちらなんかはどうでしょう?」
最初に勧められたのは・・・流しの下のと変わんない!!
「冷蔵庫と冷凍庫と分けてあるのはありますか?」
私は店員さんに聞きました。
「2ドア冷蔵庫のことでしょうか?それでしたら種類がいくつかありますね。」
2ドアって言うんですね。知らなかったです。(ごめんなさい)
それから店員さんの勧めでいくつか見ることにしました。
「これはシャープの1人暮らし用か。こっちはサンヨーので安心の6ヶ月保証かあ。でもやっぱ中古だと2005年のものとかになっちゃうよね。」
私はあちこち見て回り悩んでしまいました。しかしこの日で決めることができず鍋だけ買って明日また来ることにしました。



/ 318ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp