• テキストサイズ

女芸人の日常

第5章 真っ赤なお笑いの秋に!


次の日も養成所でした。
★なにがいな:松本人志さん(ダウンタウン)が、まだボケが固まりきってないときにネタをふられた場合に場合発するつなぎの言葉。この間に着々とボケを考えている。
 また、明石家さんまさんが、オーバーアクション気味に笑っているときは、次の話の展開を考えているときである。

★なにがですか?:太田光さん(爆笑問題)が、まだボケが固まりきってないときにネタをふられた場合に発するつなぎの言葉。この間に着々とボケを考えている。

★流す:せっかくボケても、それがあまりにもしょうもなく、ツッコミを入れても大して笑いも生まれないだろうなあ、という性質のものであるとき、敢えてツッコミを入れずに次の話題にすっと移すこと。

★兄さん・姉さん(もう一度おさらい):芸の道における先輩への敬称のこと。関西では「にいやん、ねえやん」と訛る。
この世界、年齢がいくら年上であっても、一日でも遅く芸の道に入ったならば、年下に対して「兄さん・姉さん」と呼ばなければならない。かつて、笑福亭鶴瓶が師匠の下で師事していた頃、鶴瓶の兄さんはなんと当時小学6年生だったらしい。それでも兄さんと呼んでいた、というから芸の道は厳しいなあ、と思う瞬間でもある。

★にぎやかし:特に必要ではないが員数合わせために呼ばれるタレントや芸人のこと。
類義語:がや

★ネタふり:他の芸人に対して、ボケさせるための話やきっかけを与えること。明石家さんまさんが若手芸人に対してよくこのことをする。そしてうまくぼけられないと「ダメ出し」が入る。

★ネタ見せ:客見せする前に事前にネタをチェックすること。「モノマネ王座決定戦」の裏側を扱った番組ではこのシーンをよく放送する。面白くないとこの時点でカット。また、放送できないネタもカット。

★ノープラン:あるシチュエーションのもとに、一つのボケを披露することが義務づけられている場面で、オチを決めてはいないが、とりあえず場を進行させて、オチとなる着地点を探している、その状態。「I have no plan.」が短縮されたもの。

ノープランの短縮は知らなかったので勉強になりました。さて、バイトへ行ってきます。明日も頑張ろうっと。
/ 318ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp