• テキストサイズ

女芸人の日常

第3章 突き進め!!苦難なお笑いの道へ~


6月23日です。7月まで残り僅かなので張り切って行きましょう。
この日はネタ見せも近いということでテレビでご活役されている先輩芸人さんのアタマのやり方を学びました。アタマとはネタの始めの方のことです。漫才なら”はい、どーも~”という感じで始まりますよね。特にゆにばーすさんとたんぽぽさんが印象に残りました。
「お笑い界ではネタの面白さはもちろんだがインパクトが大事だ。いかにお客様、視聴者の皆様に自分というのを印象付けるために重要なことだからな。例えば裸にブーメランパンツといえば小島よしおさんやとにかく明るい安村さんを思い浮かべるだろう。破れたジージャンならスギちゃんというように格好から入る人もいる。ゆにばーすのはらちゃんやおかずクラブの3人は顔のインパクトが勝っているから有利だったと思う。でもそういう人はすごくラッキーだがみんながみんなそうじゃないし、顔で勝負出来る人はほんのわずかだろう。だからこそ自分の特徴を見つけて欲しい。髪型でもいいかもしれないな。バイキングの小峠さんは一目瞭然だが例えばトータルテンポスの藤田さんは以前アフロヘアーが話題になっていたな。君達もまだネタを発表してないためどのようにしていいかわからないかもしれない。だからこそ
今回の授業を通して自分とは何かということを改めて考えて欲しい。それがアタマに繋がるだろうから覚えておくように。」
吉田講師はこう語ってくれました。
「自分を見つめ直すか・・・。」
私は飛び魚のやよい先輩やたんぽぽの白鳥先輩に憧れているためメガネとおさげは絶対条件なのでやめないと決めました。最初君も坊主アタマで行くみたいだしななみさんもロン毛で行くそうです。っていうかいつめんはそのままですね。
この日は養成所終わりにバイトがあって家に帰ってからネタのチェックと暗記を行いました。
でもネタ見せに出演できなかったら一巻の終わりなんですけどね(笑)それでは(=´ω`)ノおやすみだょぅ
/ 318ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp