• テキストサイズ

選択肢ゲーム【黒子のバスケ】

第7章 生徒会【赤司 征十郎】


「松山。これ、生徒会室に持って行ってくれないか?」


担任に頼まれた柚は、素直に頷く。生徒会に持って行くのは、今朝学校でやった【学校関連のアンケート】だった。


柚は、クラスの学級委員ではないが生憎の学級委員はそれぞれやる事があり持っていけない。だから代わりに柚が持って行くことになった。


柚は、担任から深い信頼を得ている。その為、頼まれたのかもしれない。自分の鞄を持ち、教室から出て生徒会室へと向かうのだった。


柚の教室から生徒会室までの距離は、そんなに遠くない。あっという間に着くものだ。柚は、生徒会室に着くなり、ノックしてから入る。


生徒会室に入ると、大量のアンケート用紙が机の上にあった。椅子に座ってそれを纏めている赤い色の髪の毛が特徴である、赤司の姿があった。


赤司は、柚を見るなり微笑む。


「あぁ、すまないね。持ってきてくれたのか。そこに置いといてくれ。オレがやっておくよ。」


赤司は、柚にそれだけを伝えて手元にアンケート用紙を何かに纏めていた。
/ 112ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp