第4章 アイテム【緑間 真太郎】
→ありがとう、行くよ。
柚は、微笑んで緑間にそう伝えると、緑間本人も嬉しそうに僅かに頬を緩める。
「分かったのだよ。昨日の礼を交えてなのだよ。お前だけは、特別なのだよ…。」
緑間が、柚にそう伝えた瞬間に徐々に言った本人が赤く頬が染まっていく。よほど、恥ずかしかったみたいだった。更に要ってしまえば、柚もそうだ。
『特別』という言葉に、物凄い反応をしてしまった為、柚の頬も僅かながら赤く染まるのだった。
「とんでもない事を言ってしまったのだよ……。」
緑間がそう呟いていた事に、柚は気付かないのだった。
アイテム【緑間真太郎】
〈END〉