• テキストサイズ

私が生きている理由。

第4章 島原


千鶴さん、どこにいるかな。境内の掃除…ならすぐわかるし、勝手場ならさっき見たし、幹部の方々の部屋かな。…まずは物腰のいい原田さんから。
「原田さん、いらっしゃいますか?紅月です。」
「結か、どうした?はいれよ。」
「失礼します。」
「いきなりどうしたんだよ。」
「えと、巡察、お疲れ様です。土方さんから幹部の方々は広間に集まるようにと。あと、千鶴さんを見ませんでしたか?」
「千鶴を?巡察終わって帰ってきてから見てねぇな。なんかあったのか。」
「いえ、土方さんから千鶴さんも呼んでくるようにと言われていたので。」
「あぁ、わかった。千鶴を見つけたら言っといてやる。」
「ありがとうございます!」
/ 48ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp