第4章 烏野高校
said
ボンッ
鞄を投げ出し、ベッドに横になる。
「はぁ...」
私はこのままでいいのだろうか。
色んな人とヤって、色んな人と関係を持つ。
別にノヤの事だって、好きだったのはほんの少し。
ノヤの家に行って、SEXして帰る。
だったら、別れるのが正解だって思った。
ノヤも同じことを考えていた。
西谷『...別れっか。...はもう俺の事好きじゃないだろ?』
その通りだ。
...ごめん。ノヤ
そう言って別れた。
それも、1年前の話だ。
新しい部員が入ってきたのに、ノヤは何してるんだか。
早く、はやく戻ってきてよ。