第21章 大事なところ寝過しちゃいけないだろ (柳生編完結)
屋根の上で寝ていた私は、女の子のすすり泣く声で起きた。
『んあ?』
下を覗いてみると、なぜかすがすがしい顔をしたみなさん方。
・・・・え?終わった?もしかして、終わった?そ・・・そんな・・・そんな・・・
『そんなバカなぁ・・・ぶへっ!!』
蛙が潰れたような声を出したのは紛れもない私で、その理由は屋根から落ちたからで、なんか、もう、雰囲気ぶち壊しで・・・とりあえず・・・
『いいいいいいいいったぁぁぁぁ!!!!』
いや~めちゃくちゃ痛かったんですよ~
半端じゃないくらい。
銀「・・・テメェ・・・瑠維。何で屋根から落ちてくんだ?」
おおお!!その顔まさに夜叉。さすが、白夜叉・・・
って、そんなこと言ってる場合じゃねぇぇぇぇ!!
『すいませんでしたぁぁぁぁ!!』
銀「待ちやがれ瑠維!!」
何で喧嘩した後なのにあんなに走れるわけぇぇぇぇぇ!?
結局捕まって、説教+パフェおごらされました。