第8章 映画撮影
~藍視点(続)~
ーーーそれ以来、僕は彼女の事で頭が一杯だから
藍「意地悪してるんだよ」
隣で寝てるりさの頭を撫でる
『・・・んっ藍くん?』
藍「ごめん起こした?」
『ううんもう充分寝たから』
ーーー寝起き可愛い
まだ眠いのかアクビも出てる
ーーーまだ寝ていても良かったのに・・・
『藍くん後どれくらい?』
藍「25分~35分位」
~♪~♪
『ごっごめん電話でてもいい?』
藍「いいけど」
『本当にごめんなさい
・・・もしもし』
りさが横で笑顔で話してる男の声
・・・蒼くん
『分かった♪じゃあね
・・・藍くん明後日空いてる?』
藍「あっ空いてるけど・・・」
『やったー♪
じゃあ明後日の13時に藍くんの部屋に行ってもいい?』
藍「いいけど」
『約束ね』
藍「分かった」
どうしたんだろうりさ・・・
『藍くんあそこで撮影するのかな?』
りさの指で指した所を見ると
撮影道具が並んでいた
藍「そうだよ」
『楽しみだね撮影』
ーーー楽しそうに笑うりさでまた惚れ直しそう