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my self

第39章 夢への選択




 それからも彼に何も言えずに過ごしていた


どう彼に話していいか

自分の中でもまとまっていなかったのもあった


そんな時コンビニの仕事をしてる時に

同僚の彼女にそれとなく相談をしてみた


彼女は私の話しを聞くと

しばらくは黙って考えていたが

仕事の手を止める事なく話し出した



「まぁ、勉強のチャンスてさ

そうそうないんだし、行かなきゃさ

由夢の願いが潰れてしまうでしょう?」



「まぁ、そうなんだけ....」



私も仕事をしながら話した



「確かにさぁ、由夢の彼氏は特別だけどさ

それで夢を諦めるってねぇ?」



私は何も言わずに彼女の話を聞いていた



「もし、彼が結婚しようって言ってくれたら

話しはかわるけどさぁ

ただの付き合いで終わってしまったらさぁ

後悔するじゃない?

そんなのも考えとかないとね」



「結婚て.....」



彼女の話しに驚いてると



「夢を諦めましたでも

彼もダメになりましてなって

辛いのは由夢なんだよ

現実は甘くないんだらさぁ

決める時はちゃんと考えないとさ

本当に後悔のないようにね!」




彼女の言ってる事は間違ってなかった



「せっかく、長年の夢の切符を手に入れたのに

無駄にするのは私はどうかと思うし

もし、ほんとに愛してくれてるなら

離れてても付き合ってられるって思うけどな」



「そっか.....」


少し落ち込んでる私に彼女は優しく微笑むと



「とにかく、安田さんに話しなさいよ

彼が何を言うかで変わるしさ」



私は小さく頷いた



彼に連絡を取るのがこんなに重いとは

初めての事だった



私は彼女から現実を教えられました

未来を考える点で

夢ばかりを見るのではなく

現実を考えなければならないと


彼に話した後に

私たちはどこに向かうのだろうか




私の幸せは夢なのか恋なのか




答えの見えない未来に

私は大きな不安を感じていました

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