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この命、君に捧ぐ
第13章 両親の本当の想い
まだ、残ってたんだ...
前の家へソラと一緒に戻ってきた。
「豪邸じゃーん。すっげぇ」
「なんか残してくれたみたい。私、いつか会社継がなきゃいけないから。戻って来るの」
前のまんまだ。
相変わらず無駄に豪邸....
中へ進む。
「父と母の部屋に行こうかな」
「なんでー?」
「大切な物、残しておかなきゃ」
資料とかネックレスとか。
後々、必要になるかもしれないし。
私は2階へ続く階段へ足を踏み入れた。
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