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この命、君に捧ぐ

第18章 再会



ヴァンパイアの森とは、ひたすら奥へ奥へ進んだところにあるという。

ヴァンパイアの者だけが暮らす神秘なる村。

人間を恐れ、嫌い、憎しみ。
それが積み重なり奴らは殺しを迷わなくなった。

「うぅ、なんかチクチクするよ~」

「我慢しかないわよ~」

待っててね、ルカくん。
きっと助けてみせるよ。

こんな形でお別れなんて。
悔いしか残らないよ。

「あぅ~」
「マジ服汚れるし、最悪」

「お前ら双子、うるさいよ」

私は知る。
ルカくんの想い、決意、覚悟、そして涙を。
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