第11章 第10セット
*青城side*
岩「くっそがァァア スマン!!」
花「ドンマーイ、次次」
及「は は は」
岩「何笑ってんだ。ぶん殴るぞ!」
及「すぐ殴るって言うのやめなよ、岩ちゃん」
岩「安心しろ。おめーにしか言わねーし殴んねーよ!」
及「今のは、センターからの速攻がベターな攻撃だった。」
岩「あ?」
及「でも恐らく飛雄は今、俺がレフトに上げると読んでいた。
、、、この意味わかる?
今までみたいに機械的に考えるだけじゃなく、終盤・こっちの劣勢っていう状況・岩ちゃんと俺の超絶信頼関係」
岩「あってたまるかそんなもの」
及「そういう総合的な判断をしてきたって事、、、!
あの“爽やか君”は飛雄に何を教えた。
ただの独裁の王様がマトモな王様になろうとしてる。
なんだこれ。すごいムシャクシャしてんのに、この感じ、、、!!
はやく、早くやろう。ファイナルセット!!!」