第3章 王様 我を見失う
シャ「ん?…お、
おーいヨナそんな急いでどこいってんだ?」
「あっシャルルカンさん!!
お疲れ様です!!
えっと…えと…
えーっと
忘れ物を取りに!!」
シャ「そか、転けんなよー!!」
「大丈夫でーす!!
では失礼いたしますっ」
また別の日
シャ「おーい
今日も急いでどうしたんだー?」
「ぇ~と
また忘れ物でーす!!」
「そか、転けんなよー!!」
「ありがとうございます!!」
また別の日も
シャ「いやいやいや!!
まさかまた忘れ物かよー!!」
「あっえっと
はい!
忘れ物です!」
シャ「なんなんだよ笑わすなよなー
転けんなよー!」
「大丈夫でーす!!」
そしてまた別の日
シャ「どんだけ忘れ物してんだよ!!」
「あはははは…
だっ大丈夫でーす!!」
(大丈夫きっと
上手く誤魔化せてる)
こうして私は2ヶ月間
昼間は走り夜は腹筋
みっちり鍛えました
そしてシン様が帰国なさる日
ご到着は夜、とのこと
私の鍛練も最終日
いつもより気合いをいれて
走り込みました…ーー