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俺と、あいつ。
第4章 障害と傷害
「あ、松井君」
授業後、担任の先生が俺を引き留めた。
「お願いがあるんだけど、どうか、光原君と友達になってくれない?」
手話で、そう言った。
────光原?
俺も、手話で言い返した。
「光原とは、誰ですか?」
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