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君のとなり
第1章 独り
君は真っ黒の髪を背中の半分ぐらいまで伸ばしていて、肌はすごく白かった。
まるで人形みたいに。
君と目があった瞬間、時が止まったみたいだった。
ぎこちない笑みの君と僕の間を長い3秒が流れた。
すると君は、ふっと優しい笑みを浮かべた。
「隣に引っ越して来たきわです。よろしくね」
「こちらこそよろしく 気軽に翼って呼んで」
「うん じゃあ翼くん」
これが僕ときわが出会ったときの話
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