• テキストサイズ

【暗殺教室】 甘く強引な君

第24章 涙の答え


「カルマくん…」


カルマの胸に顔を埋め、嗚咽を漏らす春。


「これからはこうなる前に言ってね?

ワガママでも良いから」


春が甘えや弱音をワガママって認識するならそれでも良い。


少しずつ、ゆっくり変えて行けば。


でも泣かせたくはない。


春は泣き顔も可愛いけど、こういう悲痛そうな顔は似合わない。


春を傷つけるものがあるなら許さない。


これが例え身内であろうと、俺自身であろうとも。


「うんっ」


嬉しそうに顔を埋める春。


元気が戻ったなら良かった。
/ 933ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp