第3章 ドキドキ
成人組がお酒に酔ってきたところで、私はお手洗いに立った。
お手洗いから出ると、そこに有岡くんが立っていた。
大「愛湖ー…どこ行ったかと思った…。」
愛「有岡くん…?酔ってるよね?大丈夫?」
大「ん…。」
明らかにフラフラしているので、とりあえず近くにあった椅子に座らせた。
愛「お水、貰って来るね。」
大「ダメ。行かないで。」
腕を引っ張られ、その勢いで有岡くんの隣に座らされた。
大「今だけ…今だけだから。」
愛「え…?」
有岡くんは私の肩にもたれかかった。
疲れてるんだよね…?
毎日仕事なんだもんね…。
大「愛湖…俺が愛湖のコト好きって言ったら…どうする?」
愛「え?!」
大「例えば…だよ。」