• テキストサイズ

相合い傘。

第2章 合同企画SSリレー★お・ま・け★



今日は凄くおめでたい日

皆で白いアジサイを一輪持つ

アジサイ・・・・この花を見ると高校の頃を思い出す

野球とは別の、少し甘酸っぱい思い出

あの時もっと頑張っていれば何か変わっていたのかな?

そんなの今更考えたってどうしようもないけどね



伊佐敷「あのやろー!幸せそうな顔しやがって!!」

結城「あぁ、幸せそうだ」

小湊亮「本当だねぇ」ニコニコ



御幸は皆から一輪一輪アジサイを受け取っていく



御幸「亮さん・・・今日はありがとうございます」

小湊亮「・・・おめでとう御幸」

御幸「ありがとうございます」

小湊亮「俺が高校に言った事、覚えてる?」

御幸「あいつのこと泣かせたら俺がもらう・・・ですよね」

小湊亮「そう」ニコニコ

御幸「亮さん・・・もう諦めて下さいよ」

小湊亮「さすがに・・・もう諦めてるよ」



俺は笑って御幸にアジサイを渡した

御幸は皆からアジサイを受け取り、その束をリボンで結んでもらっていた

それは一つの花束となった

御幸は少し緊張しているみたい

深呼吸をしたあと、大きな扉に目を向けた

俺も御幸に合わせて扉を見る

久しぶりに会うはどんな風になってるだろう

ゆっくりと開く扉

そこには真っ白なドレスに身を包んだがたたずんでいる

「キレイ」

その言葉しか思いつかないほどは輝いていた

俺だけじゃない

他の皆もそのの姿に息をのむ

真っ白なドレス、真っ白な肌の中、恥ずかしいのか頬は赤く染まっている

少しづつ御幸の元へと進む




小湊亮「おめでとう。」

「亮介先輩・・・」




俺の言葉には視界を歪ませた




「ありがとうございます」




涙を流しながら、今まで以上に幸せそうな笑顔を見せた

あぁ・・・この顔は御幸じゃないとさせられないんだろうな

御幸はの手を取り笑いかける

本当に幸せなんだって伝わる



小湊亮「何だかやけちゃうなぁ」

伊佐敷「はぁっ!?」



御幸・・・・・・・・

ずっと幸せでいてね






俺から、心からのオメデトウを送るよ・・・

/ 53ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp