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危険な年上カレシ
第14章 拒絶
「俺のこと嫌になったの?」
次は切なそうな顔と声で聞かれた。
その顔と声に胸が締め付けられる思いだった。
「…嫌になるわけないじゃないです!!わたしは…玲夜さんのことが…」
急に恥ずかしくなって、言葉が詰まった。
するとまた頭をぽんぽんと撫でてくれた。
ベッドから立ち上がると
「体調が良くないのに、悪かったな。神田にお粥を作らせるからしばらく寝てろ。」
ごめんなさい。
本当は違うのに。
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