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6月合同企画【相合い傘】

第1章 ドキッ男だらけの相合い傘選手権/刀剣乱舞


「よし、全員終わったな!では最後に主から感想を貰いたいと思います!主よろしくってあれ?」

観覧席の方を見るとはいなかった。

「あれ?どこいった?おーい!主!?」
「ちょっと獅子王!!」
「見つけたか?次郎姐さん!?」
「あれ見て!」

次郎太刀が指差す方に目を向けると、森に向かって相合い傘をしているの後ろ姿と背の高い男の姿が見えた。

「お、おい!大スクープだぞ!?追いかけてみようぜ!」

獅子王は目を輝かせ2人を追いかけた。
残された者達は呆れつつも獅子王の後ろについて行った。
そしてその直後、獅子王の叫び声が森の中から聞こえた。

「なんだってんだい?獅子お…あああ!!!!」
『え?なにみんなどうしたの?』

当の本人は気づいていない様子で背の高い男にすみませんね。と頭を下げている。

「ああ、主!そいつ、ここ、小狐丸!!!!小狐丸!!!!!!」
『え?この人が?何言ってんの獅子王。この人は…』

「いかにも。小狐丸とは私のことですが?」
『え……』

固まったまま動かない。その様子をニコニコしながら見ている大きいけれど小さい狐。

『かっ確保ォォォォォォオオオオオオ!!!!!!!』



森中にの叫び声が響き渡り、小狐丸は無事に確保されたとさ。



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