第2章 私はあいつの従兄弟だよ?
絢香side
体育館のドアを開けたらオレンジ髪の小さい男の子と目つきが悪い男の子がいた。
?「え?誰?」
オレンジ髪の男の子が私に近寄り聞いてきた。
『あぁ、私は佐野 絢香。澤村 大地って人知らない?忘れ物届けに来たんだけど…』
?「大地さんならあと少しでくると思いますよ」
『お、それじゃちょっと待ってるかな。そういえば君名前は?』
日向「あ、俺は日向 翔陽です!」
影山「影山 飛雄…」
小さい男の子が翔陽で大きい方が飛雄か…
てか、翔陽かわいいなぁぁぁぁ!!
さっきから笑顔がキラッキラしてんだけど!
飛雄はなぜか私をジッと見てくるし、ヤバイ飛雄が怖い……
『2人とも1年かな?バレー楽しい?』
日向「めっちゃ楽しい!」
影山「楽しいっす…あの…もしかして、佐野さんて将軍…ですか?」
!飛雄がなんで知ってんの?!
私は雑誌とかTVに出てないよ!?
つか、将軍って恥ずいな……
とりあえず誤魔化す!バレると面倒いし!
『何のことかな?私は将軍なんて知らないよ?(ニコッ』
2人「////////」
え?何故黙る。
顔赤いしまさか熱中症か!?
『2人とも顔赤い!熱中症?!大丈夫?水分摂って!』
2人「「いや熱中症じゃないです!(この人めっちゃ美人だ、」」
『そっか、それならいいんだけどね。でも水分は摂って来なさい!』
そう言って私は2人に水分補給をさせに行かせた。
体育館をグルリとみるとあの頃から変わらない。
『サーブしていいかな?』
私はボールを拾い、コートに立って意識を集中させてから助走をつけて高く飛んでサーブした。
サーブしたボールは凄い音を立ててコートギリギリに入った。
『おお…できた。』
その時、体育館のドアが開いた。
?「絢香!?なんで?」
『おお!久しぶりだね、大地!』
そこに居たのは
驚いた顔をした大地だった。