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ふたりの距離

第5章 新学期


待ち合わせの場所に着いた


まだ皆は来ていないみたい


木の陰に隠れてあたりを見渡す


近くに誰もいないことを確認し


シャツの裾を少しめくる


「あちゃー。痣できてるよ、、、」


服の中なんて誰にも見られることも無いであろうと思う美紀


遠くのほうから相葉の声が聞こえベンチに戻る






二「お待たせ美紀ちゃん」


「うん!」


松「待たせてごめんね」


「大丈夫!本返しに行ったりしてて私も今来たところ!」


松「そっか!美紀ちゃん本好きだもんね?」


「はい!」


二「相葉さんが先生に余計なこと言わなかったらもっと早く来れたのに」


相「ごめんて!


駅前のクレープおごるから許して!」


「ほんと?


嬉しい!」


松「行こう!」
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