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【進撃の巨人】私は蒼穹を舞う乙女だった

第2章 夢で見た空


頭が痛い

それに体が重い…






…寝すぎ?




そうだ絶対

このだるさは何時間も寝て起きた後のだるさに似ている





そろそろ起きよう





でも…もう少しだけ

この溶けるようなまどろみの中にいたい…














急に誰かに体を揺さぶられた








誰…?

うちにいるのは私ひとりのはずだけど…








「おい、ねぇちゃん」







ねぇちゃん?私はひとりっこだ






「酔いつぶれてんのか?げへへ…」





お酒なんてまだのんだことないもん







体に何者かの手の感触を感じる

そこでようやく意識がはっきりして目を開いた私は

目の前の光景に恐怖した






見覚えのない男が二人



私の胸に手を触れにたにた笑う
気持ち悪い男





「きゃあああああああああ!!!」




「おっと!目を覚ましちまった!
抑えろ!口ふさげ!」




「いやっ…んぐっ…むーーーっ!!」






なになになになに


なにが起こってるの


こいつらは誰


ここはどこ






「こんな短いスカートで…げへへ
どこの娼婦だぁ?」


「しかも若くて綺麗だよこの子
こんなかっこうでこんなとこで寝て
…待ってたんだね」





私の服の中をまさぐる汚い手


スカートはたくし上げられ
下着があらわになる



「暴れるなって!待ってたくせに!」


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