第6章 イメージチェンジ
「彼になりたい職業があったらしくてね。私は彼の夢に負担をかけてたんだって」
え、、、?
「ほんとありえなくない?何か彼、学校の先生になりたいらしくて。先生になったら私に会える時間も少なくなるだろうって」
が、学校の先生、、?
「でもそんなのは、ただの言い訳で私のこと好きじゃなくなったんだと思う」
そうやって笑って言う海咲さんはどこか寂しそうだ
「もう今は学校の先生になって女子生徒からモテモテなんだってさ。」
そう言って呆れた感じで言う
「が、学校の先生なんて凄いですね、、。」
私は笑いながら言った
だけど
なんでだろう
どうして二宮先生が私の頭の中でずっと出てくるんだろう。
そんなわけないのに。