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近づくのは禁止
第3章 変態さん
「はあ、、。」
教室で私はため息をついた
抜き打ちテストの点は35点
私はその紙をグシャグシャにしてカバンの中に詰め込んだ
「よりによって数学の追試なんて」
落ち込むことしかできない
「さーん」
どこからか聞き覚えのある声がした
「うわ、変態野郎」
そこにはヘラヘラして笑っている二宮先生がいた
「変態野郎って酷いですね」
そう言いながら近づいてくる
あいにく放課後なので周りには誰もいない
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