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仕事は幽霊退治

第3章 探索開始!(青学も一緒!?)


仁王君に掴まれた腕はすごく痛かった

コートを脱いで袖をまくり上げても

見た目はなんともなかった

恐らくだが

餓鬼の攻撃を弾いた時に少し痛めただけなのだろう

仁「見た目は大丈夫そうじゃな」

『そうみたいですね』

赤「大体察しはつくけどな」

柳「それはなんだ?」

『言わなくていいよ。炎方』

幸「言ってくれないかな?」

赤「あー、氷月。無理そうだ」

『そう言うのは今度から発言しない事』

柳生「むしろ教えてほしいですね」

丸「だな。コイツほかっておくとすぐに無茶するかならな」

ジャ「ああ、そうだな」

切「そんで、なんスか?」

全員の目が炎方に刺さる

自業自得です

赤「大方、餓鬼の攻撃を全て弾いたのだろう。それで少し痛めたんだと思う」

『餓鬼にしてみれば力があったからね』

皆が申し訳なさそうな顔をする

赤「元はコイツ自身のせいだ。避けるのではなく弾いたんだからな」

『まあ、そう言う事だな』

僕は掴まれている腕を引っ込ませた

コートも着直す

『炎方、変わっていいよ。疲れたでしょ?』

赤「お前の方こそ、腕はいいのか?」

『大丈夫だ。それより使わないと僕が酔う』

赤「ああ、そうだったな」

僕は結界の代役を消した

『あるのもつらいね』

赤「俺は逆に欲しいけどな」

跡「青学のヤツらが戻ってくるまでなんかねぇのか?」

忍「確かにな。俺達が暇なのは変わりないし」

『質問返答のコーナーでもやってたら?』

黄【そんな事言ってないで!助けてよ!!】

全「「!!!」」

教室に響き渡る

『どうかしたのですか?』

黄【どうもしなかったら飛ばさないって!】

芥「ねえねえねえ!何これ!?」

丸「何処から聞こえてくるんだよぃ!」

赤「大丈夫だよ。雷地の声出し」

ジャ「声はかなり焦っているぞ」

『あー、もしかして』

僕は目を閉じて校舎を見渡すと

鎌を持った女が青学達を追いかけまわしているようだ

『2階にもいるんだ』

黄【そんな冷静に言わないでよ!雷地さん泣いちゃう!】

『わかったよ』

僕は青学と女の間に狙いを定める

そして、術を発動させた

これできっと少しの時間稼ぎにはなるだろう
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