第6章 悪魔のお仕置き～アラン編～

『これから１時間。

私は貴方を攻め続けます。

１時間以内に

貴方が

「イカせて」

と言えば私の勝ち。

言わなければ貴方の勝ち。

いかがですか？』




（おっ！？

これはもしかして…

犯されずに済む？）




「で？」




『負けた方は…

勝った方の言う事を聞く

というのはいかがでしょうか？』




（１時間。

くすぐったいだけだし

それくらい楽勝じゃねえか！）




「分かった。

その“賭け”乗ってやる。

吠え面かくなよ」




『………決まりですね』




ジルは妖しく微笑む。




『では

リボンを選びましょう』




「は？リボン？」




『はい。少しお待ちくださいね』




ジルは

様々な拘束具や

道具のような物が置いてある棚から

色とりどりのリボンを持ってきた。




（なんなんだ？）