第5章 狂った果実～レオorルイ編～

キスは深くなり

吐息まで貪って

ルイはやっと唇を離した。




『ルイ……どうした…』




「うるさい…レオ」




『ちょっ、

ル…

わぁっ///』




ルイはしゃがみ込み

レオのスラックスのボタンを外して

レオのソレを取り出した。




「………ちょっと、おっきくなってる…」




ルイが

レオのソレを

ぱくっと

食んだ。




『っ…ちょっ…待って、ルイっ

あ……あん…』




（ルイがっ！！

ルイが自分から

こんなやらしいことしてくれるなんて！！

どうしよう！！

すごく興奮するっ！！）




ちゅぷ…ちゅぷ…

ルイは

レオのソレに

愛らしい舌を

這わせ始めた。




そして

レオをみあげると

予想外の言葉を放った。




「書類…、サイン頂戴」




『……………え？』




「このまま、書類読んで…

サインして…」




（なに言ってるの、ルイ…




あ………もしかして……）




『……もしかしてルイ…

俺に意地悪するつもり？』




ルイは上目遣いにレオを見上げて。




「うん…さっきの仕返し。

今すぐサインくれなきゃ、

もう、こうして会ってあげない…」




瑠璃色の愛らしい瞳で

精一杯、睨みつける。




（わーっ！

わーっ！

なにそれ！！

めちゃくちゃ可愛いですけどっ！！）




どきどきどきどき……