第5章 狂った果実～レオorルイ編～

「っ…誰か来たらっ…どう…するのっ…」




（困った顔しちゃって。

可愛い）




『ん？だから、服、脱がせてないでしょ？』




「そういう問題じゃ…んぁ…ぁ…」




『じゃあ、脱がせてもいいの？』




「違っ…

もうっ、早く、

書類に…

サイン、

頂戴っ…」




（そんな色っぽい顔で｢頂戴｣って言われたら、

別のモノ想像しちゃうな…くすっ）




『ああ、サインね…

後で…』




レオが舌先を堅く尖らせて

ルイの先端の筋を

ぐりぐり

押し広げるように

舌をねじ込む。




「ひぁっ…はん…それ…ぃや…ぁ……」




ルイは美しいブロンドの髪を揺らして

首をゆるく振りながら

レオのきらきらのプラチナブロンドに

きゅっ...っと、しがみついた。