第27章 悪魔のお仕置き～レオ編～

ピンクベージュの髪を乱し、

気持ちよさそうに善がるユーリは

今のレオには、完全に目の毒だ。




しかもジルも、

たまにレオに視線をなげかけ、

挑発を繰り返している。




「どうですか？ユーリ。

他に、してほしい事は？」




「……っ……

……せて……」




「なんですか？」




「イカせて……欲しいです…」




どくん！

ユーリの言葉に、レオの胸が高鳴った。




「いいですよ、イカせてあげましょう」




どくん！

『イカせてあげましょう』…なんと甘美な響き。

身体中が欲している。

自分も達したいという想いが、

レオの中で暴れまわる。



「どうやってイカせてほしいですか？」




「っ……前も、後ろも、

もっとぐちゃぐちゃに弄って…

いつもみたいに……その…

めちゃくちゃ、してください……」




どくん！

自分も、めちゃくちゃにされたい…！




「分かりました」




ジルは、ユーリの望み通り

前も後ろも、

ぐちゃぐちゃに弄ってめちゃくちゃにした。




レオをじっと見つめ、

まるで「羨ましいでしょう？」

とでも言うように。