イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第24章 狂った果実~シドvsルイ編②~
「ん……」
ベッドの淵、
俺にもたれ掛るように座っているルイが
また声を溢した。
さっきからこの声を聞く度に……
普段、俺に近付きもしないルイが
俺の腕の中でおとなしくしてると思う度に
頭が沸騰して脳が熔けそうになる。
俺の理性がどこまで持つことやら。
『………痛くねえか?』
「ん……大丈夫………」
俺は
ルイのソレをそっと握ったまま
細心の注意をはらって
ゆっくりと上下に動かす。
「ん………
………ねえ、シド。
こうすると
本当に、この本のコレみたいに、
………なれるの?」
(無邪気ってホント怖え)
『ああ。
すぐにってわけにいかねえが、
ちょっとずつ時間をかけてやれば…な』
(俺も、なに真面目に答えてんだか)
「そう……」
ふに……ふに……ふに……
優しく擦ってやると
ルイのソレが
だんだん大きく、
硬さを持ち始めて。