イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第4章 狂った果実~ジルorアラン編~
アランは
低く囁いた。
「なあ、ジル。
ヤらせろよ」
『は?』
「そしたら、今夜の事は不問にしてやる」
『…何を言い出すかと思えば。
アラン殿、そういう趣味だったのですか?』
「ふ、はぐらかさなくていい。
知ってんだろ?俺とユーリの事。
それに、俺も知ってる。
おまえがそういう趣味だってな」
『……っ、ユーリに聞いたのですね』
「ヤらせろ。
溜まってんだよ。
おまえのおかげで」
『……承諾出来かねます』
「なら
無理矢理犯すまでだ…
酔ってるから…
…加減出来ねえかもな」
アランは
ルビーのように真っ赤な瞳を鋭く光らせると
片手でジルを拘束したまま
後ろから抱き付くような形で
いきなり
ボトムスの上から
ジルのモノに触れた。