イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第22章 ウィスタリア王宮★秘密の忘年会
「とりあえず、かんぱーい♪」
口々に「かんぱーい♪」「お疲れ~」
シド「忘年会なんて珍しいな。
誰の発案だ?」
レオ「さあ。
でも楽しそうだからいいんじゃないの?」
アラン「すげえ量の酒だな」
シド「ああ、それは俺からの差し入れだ」
ルイ「……これ、美味しそう……」
アラン「それ、俺が作った」
ユーリ「すごい!!さすがアラン様💛」
わいわい♪わいわい♪
年末のある夜。
ウィスタリア王宮内の一室。
ずらりと並んだ上質のお酒と、
センス良く盛り付けられたオードブル。
イケメンたちは思い思いに口に運び、
日頃の労を労い合った。
良い感じに酔いも回り、
盛り上がって来た頃……
ガチャ。
部屋の扉が開いて
誰かが入って来た。
?? 「やあ、お待たせ」