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イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】

第16章  狂った果実~アランorルイ編②~


「ぁっ…

駄目…

もう…

アランっ

イキそうっ…」




『はぁはぁ…

え………?なに…?』




思考が停止しているアランに

ルイの声はちゃんと届かない。




(あー…ルイ可愛い…)




ぱんぱんぱんぱんぱんぱん!!




「くぅんっ…」




ルイは

扱いていない方の腕で

アランの首にしがみついた。




「アランっ………

俺、

イッちゃうぅ…」




『……え?

………イク?』




アランはきょとんと首を傾げる。




「うんっ、

も、限界っ…ああっ」




『限界…?

何言ってんの?

もっと…味わわせろよ』




ぱんぱんぱんぱんぱんぱん!!




「むり…

あっ…もう…」




『は?

まだだよ…

はぁはぁ…』




ルイの言葉の意味を全く理解できない様子で

アランは荒々しく律動を繰り返す。




「ちょっ…アランっ…

待って………やだ、怖いっ…ぁ

無理ぃ……っ

ぁぁぁぁぁぁっ

イクっ…

イクぅん!!」




びくん!!




ルイの腰が跳ねた瞬間。




『ダメだって』




アランは

ルイのモノを扱いている手を払いのけると

根元をきつく握り締めた。



ルイが

達するのを禁じる為に。




「ぁっ!!」




(あー……

そんな迷い子みたいな目で見るなよ。

酷くしたくなるだろ…?)




『ルイ……おあずけ』




アランが低く甘く囁くと…




「やっ、いやあっ、離してアランっ、

も…

ぃゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!」




ルイは

アランの耳元で

か細く声を震わせて。




びくん




びくん




びくん!





可憐に震えながら





涙を流し





白濁を飛ばす事なく





絶頂に達した…。




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