イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第16章 狂った果実~アランorルイ編②~
壁際でルイの身体をまさぐりまくった結果、
俺様ドSスイッチが入ったアランは
ルイを全裸に剥いて
キッチン中央の広い広い調理台の上に寝かせ
内心興奮状態で
その上に跨っていた。
無機質で冷たい大理石の調理台と
押さえつけるアランの熱い手が
ルイの、きめ細い柔肌を苛む。
アランは
ルイを見下ろしながら
意地悪く笑った。
『いい格好だな、ルイ』
ルイは瞳を淡く潤ませて
小さく声を零す。
「離して……冷たい…」
ルイの物憂げな表情が
アランのサディズムを更に煽って。
(おいおい……なんだこいつ。
攻めてる時と全然違うじゃん。
やんわり不安そうなツラしやがって。
堪んねえ…)
アランは
ルイの耳元に唇を寄せて
低く囁やく。
『我慢しろよ。
どうせ、すぐに熱くなるんだから』
「…意味…分からな…ぃ…
お願い…………離して…
…冷たい…
……冷た…い……」
ルイの声を無視して
アランは
先ほど
苺サンドに使った瓶を
手にした。