• テキストサイズ

イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】

第15章 悪魔のお仕置き~ユーリ編②~


「はぁ……はぁ……はぁ……」




ユーリの荒い息が執務室に響く。




(ああ、達してしまいましたね。

可愛いですよ…

くすくす…)




ジルは心の中で笑いながら、

厳しい声音と視線を向けた。




『ユーリ。

仕事中に達するとは。

これは一体どういう事ですか』




ジルは

ソフトラベンダー色のハンカチを取り出し

品良くユーリの欲を拭う。




「ぁ……ごめん、なさい、

…俺こんな……

……恥ずかしいっ///」




華奢な両手で口許を隠しながら

涙を湛えて

ガクガク震えるユーリ。




(小鹿ですか!?

こんなに震えて…もうたまりません!!)




『お仕置きと…

教育が必要ですね』



「え?」



ユーリの琥珀の瞳が見開かれる。




/ 674ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp