第11章 狂った果実～ユーリorレオ編～

ぱんぱんぱんぱんぱん！




「ああっ、レオ様っ、

待ってっ………

だめっ、だめぇっ！！」




ユーリは

卑猥に腰をくねらせたかと思うと

蜜でべちゃべちゃに濡れて

反り返っている中心のモノを

びくびくと震わせ

触ってもいないのに

いきなり

白い欲を

レオの胸に

撒き散らした。




（えっ。

うそ…

早っ！）




「………っ………………でちゃっ…たっ」




熱く吐息を零しながら

手で口元を隠して

ガクガク震えるユーリ。




「ごめん…なさい…っ

レオ様の…お身体、

汚しちゃった…

どうしよ……俺っ…

すぐ、拭きますからっ…」




（純粋だな...

そんなに慌てなくてもいいのに）




困惑した様子で

拭くものを取りに行こうとするユーリの腕を

レオが

ぱっと掴んで制した。




『別にいいから。

離れないでよ』




「っ………レオ様っ…

ごめんなさいっ、

んく、くすん、

レオ様に

こんな失礼な事しちゃうなんて…

俺………俺……

恥ずかしくて死んじゃいたい…

ひっく、ひっく…」




（泣いちゃった…

…やばい、超かわいい…）




レオは

枕元に置いてあったハンカチで

手早く後処理を済ませると

ユーリに優しく微笑みかけた。