• テキストサイズ

イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】

第11章 狂った果実~ユーリorレオ編~


『かくまうって…

どうした…』




その時、

廊下から

カッ、カッ、と

高らかな靴音が聞こえた。




「っ………来たっ。

レオ様っ、お願いしますっ」




切羽詰まった様子で

レオを見上げる

琥珀色の大きな瞳。




(綺麗な瞳…

吸い込まれそうだな。

こんな可愛い子に懇願されちゃ、

断れないよね)




『仕方ないな』




(誰に追われてるのか知らないけど、

事情聞いて、納得出来なかったら、

後でそいつに突き出せばいいよね)




『おいで。

こっち』




レオはユーリの手を引くと

大きなタンスの中に隠した。




レオが再びソファーに腰を降ろした時。




コンコン。




ノックの音が響いた。


====================




/ 674ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp