第10章  狂った果実～アランorレオ編②～

「やぁぁっあんっ…あ、あ、あ………」




（そこ…っ…俺の弱いトコ…///

ああ、

もどかしいっ

もっと...触れて...）




『やっぱり。

ここだね』




レオはアランのその一点を

愛おしむように

何度も何度も擦った。




「ああっ…レオっ…やめっ…

ぁぁんっ…きもちい…ぁ…」




『…今日のおまえ、本当に素直だね

可愛い、アラン…

好き…』




レオは

乳首を

後ろの穴を刺激したまま

アランの唇に

自分の唇を押し当てた。




「んっ…」




そのまま

深くまで探るようにキスをする。




レオはアランの舌を見つけると

擦り合うように絡め取り

愛おしそうに吸い上げた。




「はん…」




（ああ、レオっ

もっと...もっと欲しい...）




優しいキスが

撫でる指先が

アランを痺れさせる。




呼吸ごと奪われて

頭が真っ白になって

ちゅっ…っと水音を立てて離れる頃には

アランの瞳は

薄ら濡れていた。