イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第7章 狂った果実~アラン×ユーリ編~
アランは
ぐったりしているユーリの唇に
ちゅっ……と
触れるだけのキスを落とし
優しく後処理をしてやって。
(こいつ、やばい。
マジ可愛すぎだろコレ....
これで忘れられたかな?
だったら良いんだけど…
しかし……
しまった。
…イキそびれた。
今から俺だけ抜いてもらうのも、
なんだかなぁ…
こいつに無理させたくねえし。
我慢だ!がんばれ俺!)
男前な事を考えていると。
「アラン様…
…いいよ…入れて…」
『え?』
アランの心の中を悟ったのような
ユーリの言葉に
アランは小さく目を見開く。
「俺…アラン様に
優しくしてもらって
嬉しかったから…
アラン様にも…
気持ちよくなってもらいたい…」
『……………でも、おまえ…
今日、ひどい目に合ったばかりじゃ…』
「大丈夫。
もう…アラン様が…
忘れさせてくれたから…」
ユーリはそっと起き上がると
アランにくるりと背を向け
自らのお尻に両手を添えて突き出した。
そのまま振り返り
上目遣いでアランを見つめる。
「来て…
俺のココ、
使って…?」
(はあああああああああ!?!?!?
なんじゃそのエロっちいポーズ!!)
「俺…アラン様になら
なにされても
…いい」
ぷっつー………ん。
アランの理性はふっとんだ。