イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第2章 悪魔のお仕置き~ユーリ編~
「ジル様っ、あの…」
内心焦るユーリを後目に
ジルは悠然と立ち上がると
拘束具を置いてある棚から
リボンをごっそり持ってきた。
『貴方には…
どの色がお似合いでしょうか…』
色とりどりのリボンを
一つずつユーリにあてがいながら
ジルは思案する。
(……なにするんだろっ
いやな予感しかしないんですけどっ
もう、なんでもいいから早く終わって)
『やはり、貴方には
このベビーピンクが似合いそうですね』
ジルは嬉しそうにそう言うと
こともあろうに
ユーリの
滾るモノの根元を
選んだピンクのリボンで
キツめに縛った。