第4章 報告
「ただいま~。」
葵は自宅に帰ってきた。
「葵ちゃんお帰りなさい」
リビングから母の声が聞こえた。
「着替えてくる!」
葵はリビングに行かず自分の部屋に戻り、着替えをした。
着替え終わり、リビングへ行くと母がテレビを見ながらお茶をしていた。
「葵ちゃん学校どうだった?」
「まだ1日目だから何とも言えないけど、部活は決めたんだ!」
葵は母に話す。
「へぇ、珍しい。葵ちゃん部活するのね!何部にしたの?」
母は少し驚いた様子で話した。
「まだ入部届出して無いんだけど、男子バレーボール部のマネージャーしようと思ってるの!」
葵は母に嬉しそうにした。
「あらっ、いいじゃない!マネージャーなんて。バレー部員とマネージャーとの秘密の恋…………いいわねぇ!」
母は変な想像していた。
「…………お母さん、何言ってるの?そんな漫画みたいな事起こるわけないし。」
葵は呆れた。
「ふふっ、まぁ葵ちゃんマネージャー頑張りなさい!」
母は上機嫌で夕飯の支度をしに行った。
「も~お母さんったら独りで変な想像してるんだから……」
葵はブツブツ文句を言っていた。